方針がグダグダだと

結果はカオスな状態に、いやそれ以上かもしれませんぞ。
さかのぼることどれだけ前になるかわかりませんが、すくなくとも高度成長期のさなかの1970年くらいに、
この先30年、40年を見込んだ政策を立てておけばよかったのでは?
と思ったりします。

特にエネルギー政策としては、技術的に不透明で不安定要素のある原子力は、1970年にいったん凍結して、
研究は続けるものの、商業運転は限定的にとどめておくべきだったのでしょうね。
その30年、40年の間に、対抗できる自然エネルギー、高効率火力発電等の実用化、
そして国産エネルギーの開発、そして30年、40年たってすべてが土俵にそろったところで、どのエネルギーを
選択するか判断しても遅くはない。たぶん自然エネルギーや火力発電が一番競争力をもったことでしょう。

こうなれば原子力は不要になるし、廃炉にすべき原子炉も非常に少なくて済むし、
30年、40年の間に廃炉費用を積み立てしておいたっていいわけですね。

もちろん、国内はエネルギーの不足で経済活動に影響があるだろうし、経済成長は伸び悩むでしょう。
でもその決断のおかげで自然は守られ、エネルギーの国産化はわが国の国防上有利でもある。

といった妄想的なことをふと書いてしまいました。時間を戻せるのであれば1970年に戻りたいですね(^_^;