工夫すれば何とかできるものですよネ(^_^;

あすは3年前に1号機が打ち上げられた、イプシロンロケットの2回目の打ち上げです。
コスト競争に負けないロケットとして登場したのですが、3年間の間隔は随分と待たされた感があります。
でも、今回も成功して高性能ロケットとして完成させてもらいたいです。

今日ここで書くのは、イプシロンロケットのことではなくて、
SS-520ロケットのことになります。こちらはイプシロンと比べるとあまり目立たないニュースではありましたが、
非常に画期的な技術だと思います。なにせ成功すれば世界最小の人工衛星打ち上げロケットになるんですからね(^_^;

SS-520ロケットは、S-520ロケットという観測用1段式ロケットを2段化したもので、
さらに今回は小さな3段目を取り付けて、その上に重さ3Kgの衛星を乗せたもので、総重量はすべて合わせても2.6t!
1970年に我が国で最初に人工衛星打ち上げに成功したラムダロケットが約9tなので、その3分の1以下です。
技術の進歩を感じますね。打ち上げ費用なんかも随分と安いんじゃないのかな?

商品化の予定はないようですが、技術は民間移転して超小型人工衛星の打ち上げに役立てたいとのこと。
儲かるかどうかはわかりませんが、少ない予算で衛星打ち上げることができれば、需要は拡大するでしょうね。
小さな国でも衛星打ち上げビジネスに参入できるかもしれませんヨ(^_^;

我が国のこういった小さくて高度な技術を育てる文化は、国がどんどん応援すべきだと思います(^_^;
大金があればいいわけじゃないんだよね(^_^;