これまた久しぶりに

先日、主演の俳優が亡くなられたことからふと思い出して、「ライトスタッフ」を観てみました。
何度も見ている作品なのですが、先日観た「2001年宇宙の旅」と並ぶくらいに、印象の深いいい映画です(^_^;

テープは既に持っているのですが、ビデオデッキはもうないし、ということで先日DVDを注文して今日届きました。
3時間以上の長い映画なのですが、長さを全く感じさせません。

人類が初めて音速を越える飛行をした、伝説のパイロットを中心に、
時代は宇宙パイロットの時代に代わろうとしている時代、宇宙パイロットのメンバーの苦難とメンバー皆の団結。
そして彼ら宇宙パイロットが宇宙へ向かうところで話は終わるのですが、時代の変化の中、伝説のパイロットは最後の挑戦をして、
残念ながら目標を果たせないまま終わる。そんな2者の対比。

宇宙パイロットたちは苦難の末に栄光をつかみ取るわけですが、果たしてそれがよかったのか?
最後に近い大パーティーのシーンでの彼らの複雑な表情からそんなことをふと思ったりもしましたが、
パーティー会場でのインタビューの場面で本音がよくわかりました。

「最高のパイロットは?」と言われて、遠回しに記者たちをなじりながら、
最後にはオチで、「目の前にいるヨ」と言ったのですが、本当は誰の事を言いたかったのか、私にはわかっています。
まぁ、それをあえてセリフで言わないのがまたいいのかもしれませんネ(^_^;