慌ただしく入れ替わってゆくのはいかがなものか

昔のTVドラマは、特にゴールデンタイムの時間帯などは、
1回で半年とか1年なんてのが普通だったと思っています。某国営放送では朝ドラとか大河で今も続いていますが、
民放では、3か月サイクルがそのうち当たり前になってきて、さらには10話以下なんてのも登場して、
これだけ短いと、なんか視聴率がよっぽど悪くて打ち切りなのかと勘ぐってしまいます。

でも、これが当たり前の状態になっていて、短いと5回とか、それも1話30分なんてのもあり、
さらには春夏秋冬の4回の改変時期に合わせて始まるのが今まで普通だったのが、そんな規則も無視したものまであります。
始まりも不規則、終わりもあっという間では、短くて味気のないドラマばかりになります。
漫画や小説や、はては海外の作品の焼き直しまで、オリジナルはあってもこれじゃじっくりと作るなんてものはありえない。

どんなギョーカイにも言えることですが、とにかくさっさと作って世に出して、フィードバックを得て次に生かす。
そのサイクルがとてつもなく早くなっています。視聴者が追いつきません。
さらに副作用としては、内容がどんどんチープになっていると思うのは、私だけではないと思うのですが(^_^;
世の中、思う以上に悪い方に動いているんだよネ(^_^;