事業化概要

「この計画は、容易であるから取り組むのではなく、困難であるから取り組むのである。」 − J.F.ケネディ(1961)


かつてのアポロ月着陸計画ではないが、かなりの期間停滞していた宇宙開発が大々的に再開されたのは、
やはりその困難さを補ってもあまりまるメリットがあったからである。
21世紀に入ってからの世界情勢は、再開するための差し迫った課題を私たちにつきつける事になった。
その理由を列挙するならば、


1.エネルギー問題
2.資源、食料問題
3.土地を基盤としたナショナリズム


これらすべての解決策を宇宙開発というところに安易に求めるつもりはないが、
しかしながら、地球という限られたエリアの中で、これらの解決策を求めるのはもはや不可能であると考え、
私たちは、ここに計画の開始を決定した。

計画達成には非常な困難が伴うことが予想されるが、そのためのリサーチは今まで10年以上もかけて行ってきた。
また、そのための必要な技術開発についても長い時間をかけて行っており、
エンジニアたちの士気を考慮しても、時は十分に熟していると考えている。
あとは、だれが決定するかということである。
これから先の50年、100年の未来を見据えた、これは国家規模をこえたプロジェクトである。
そして、私たちは目はすでに次の世紀に向けられている。

私たちの目標を具体的にここに列挙する。
核融合エネルギー事業 核融合エネルギーを中心とした、資源開発、エネルギー生産、流通を含めたシステム体系の確立
主に木星大気中の水素/ヘリウムを中心に構築される
ケミカル製品生産事業 炭素化合物を基盤とし、それらの加工/合成による、社会の基盤となる物資の供給体制の確立
月、火星、木星の大気中、小惑星の炭素化合物を中心に構築される
太陽系全域システム網 上記の2項目を実現させるための、物流、情報管制システムの確立

私たちの決定は、現実を直視して下したものである。
私たちはこの計画の実現により、さらなる発展を次の世代へ引き継ぐことが可能となるであろう。

時は熟した。
私たちは困難な道にすでに足を踏み出しているのである。


                                                        − 合衆国大統領 T.マコーリフ(2051)



項目一覧へ戻る