039:大嶋泰佑

名前  大嶋 泰佑(おおしま たいすけ)

生まれ~死去  1992年2月 ~ 2067年5月



プロフィール
 ●1992年2月
  ・日本国群馬県にて生誕

<好き放題の日々>
 ●1994年2月
  ・2歳の誕生日までには小型自転車に乗り走り回る
 ●1996年7月
  ・親の趣味が高じてミニバイクに乗せられる。最初は乗り気でなかったが次第に楽しくなる
 ●1997年10月
  ・ミニバイクの競技会で大けがをする。この事に懲りてミニバイク競争から足を洗う
 ●1998年8月
  ・幼稚園の夏休みの時期に両親と一緒に金沢に行き海岸線で遊ぶ
 ●2000年6月
  ・小学校に入学してからも勉強にはあまり打ち込めず、昆虫採取と魚釣りが好き
 ●2001年9月
  ・父親に連れられて事あるごとに映画を見に行く。大人の娯楽作品になぜかのめり込む
 ●2003年4月
  ・小学生最後の年もほとんど勉強せずに映画とプラモデル作成で過ごす
 ●2006年10月
  ・まわりが受験勉強に集中しているのを見て、ようやく重い腰をあげて勉強を始める
 ●2007年3月
  ・ラストスパートでの追い込みが成功しとりあえず中レベルの高校に入学

<マーティン・クロスリーとの出会いと別れ>
 ●2008年9月
  ・英語もそこそこで、海外交換留学制度を使って西海岸の高校に2ヶ月ほど留学する
 ●2009年3月
  ・なぜか海外留学に味を占めて米国の大学入学を目標にする
 ●2010年9月
  ・UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)入学
  ・古生物学研究サークルで、1年先輩のマーティン・クロスリーと出会いすぐに意気投合する
 ●2011年7月
  ・サイバネティクスを学ぶうちに自分の生きる道がなんとなく見えてくる
 ●2013年4月
  ・まもなく卒業するマーティン・クロスリーと、お互いの夢について語り合う
 ●2014年6月
  ・落第点すれすれだったが、どうにかUCLAを卒業する

<結婚と理沙と直子の誕生>
 ●2014年9月
  ・医療機器の会社に就職。製品開発部門の研究チームに加わる
 ●2016年1月
  ・合コンで知り合った女性と仲良くなり、ほどなくして深い仲になる
 ●2017年4月
  ・1年少々の交際を重ねて結婚する。仕事と家庭に充実した日々
 ●2018年7月
  ・第一子の理沙が誕生する
 ●2018年10月
  ・ストレスによる心不全で妻が亡くなる
 ●2018年12月
  ・妻が亡くなり失望のどん底状態のところ、友人のように付き合っていた会社の同僚に慰められる
 ●2019年5月
  ・会社の同僚とずるずると深い仲になってしまい結婚に至る
 ●2020年3月
  ・妹の直子が誕生する
 ●2024年4月
  ・会社では中堅クラスになり、人工四肢の製品化プロジェクトを立ち上げる
 ●2026年9月
  ・自身は仕事で忙しく、妻は理沙と直子の3人で楽しく過ごす毎日

<家庭は分裂し自分一人になるが>
 ●2029年2月
  ・人工四肢の製品化は淡々と進むが、会社から開発費用高騰を理由に打ち切りを迫られる
 ●2030年3月
  ・開発部隊のエンジニア何人かに声をかけて独立する事を考える
 ●2032年5月
  ・スタートアップ企業を立ち上げ人工四肢の研究を続ける。外資系ファンドの出資に目途がつく
 ●2034年2月
  ・仕事がようやく落ち着いた矢先、理沙の無断外泊が目立つようになる
 ●2034年11月
  ・理沙に無断外泊を問い詰めたところかえって反発を招く
 ●2036年9月
  ・妻との会話がどうもぎこちないと思っていたが、予想通り離婚を迫られる
 ●2037年3月
  ・高校を卒業した理沙が家を出て都心で一人暮らしを始める
 ●2039年3月
  ・妻との離婚調停が成立し、妻と直子は家を出てゆく

<仕事に没頭している中での思いがけない再会>
 ●2041年5月
  ・米国の大手医療系企業から、生体フィードバック技術に関する業務提携を持ちかけられる
 ●2043年1月
  ・企業の研究施設で生体と機械四肢を直結したテストが始まる
 ●2046年7月
  ・脳神経と機械四肢を直結したテストがいったん完了。製品化に向けて臨床試験を計画する
 ●2048年2月
  ・事故での四肢欠損患者に部分的に適用し、社会復帰するなど良好な結果の事例が得られる
 ●2049年1月
  ・全身への適用が計画されるが、技術者の間では積極論と慎重論が対立する
 ●2049年4月
  ・つくばの救急病院と連携した実験を計画するが極秘に行うことになる
 ●2049年7月
  ・交通事故で瀕死の母親と娘が救急病院に担ぎ込まれる。元妻と娘の直子である事を知る
 ●2049年8月
  ・母親と娘は死亡した事にされ、企業の研究施設での全身直結テストに極秘裏に使用される

<直子と理沙へ望みを託す>
 ●2049年12月
  ・火星のエリシウム基地での事故について気になるレポートを目にする
 ●2051年3月
  ・直子の体を使用した統合機能テストが終了し、その後の扱いについて判断を任される
 ●2052年7月
  ・理沙がシャトル帰還時の事故で瀕死の状態となる。クロスリー大佐から支援を求められる
 ●2052年12月
  ・理沙の全身サイボーグ化手術が実施されることになり、つくば研究所からリモート支援する
 ●2053年3月
  ・理沙の全身サイボーグ化手術が成功する
 ●2054年2月
  ・理沙の手術後の経過が良好であることを見届け、直子のサイボーグ化を開始する
 ●2054年6月
  ・直子がサイボーグとして再生する
 ●2054年7月
  ・エリシウム基地事故の報告書を分析し、生体とシステムを接続したテスト実施を計画する
 ●2055年2月
  ・理沙の生体インターフェイスとシステムを接続したテストで予想外の結果を得る
 ●2057年6月
  ・エリシウム基地事故の原因追及のためにさらに大規模な実証実験を提案する
 ●2062年6月
  ・次世代システム開発打ち切りを前に、ヴェラ・ラトクリフが作成したレポートに目を止める
 ●2064年10月
  ・具体化したばかりのタイタン基地計画に、エリシウム基地事故の再現テストを含める提案をする
 ●2066年8月
  ・なにげに頭が重いので精密検査をしたところ脳機能障害が発見される
 ●2067年1月
  ・ヴェラ・ラトクリフをタイタン基地計画のコアメンバーに加えるようにとSTU役員に訴える
 ●2067年4月
  ・内臓機能の衰えが顕著になり、クロスリー大佐にこの先長くないとメールを送る
 ●2067年5月
  ・クロスリー大佐に、理沙と直子に将来を託したとの伝言を残して亡くなる