| 全体のイメージ(上左：上から見た図/上右：後ろから見た図/下：横から見た図) |
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小型着陸船(3人乗りリフティングボディSSTO)
探査船「エンデヴァー」に搭載されている、小型着陸船(3人乗りリフティングボディSSTO※1)について説明します。
この小型着陸船は、大気のある惑星または、惑星のまわりの衛星の調査を行う事を想定して作られています。
大気の組成はあまり問いませんが、地球よりも重力の小さい天体への着陸調査を行います。
「エンデヴァー」では、土星の衛星タイタンへの着陸調査に使用されました。
小型着陸船(3人乗りリフティングボディSSTO)の全体イメージ図を以下に示します。
※1：Single Stage To Orbit 単段軌道到達ロケット
| 全体のイメージ(上左：上から見た図/上右：後ろから見た図/下：横から見た図) |
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小型着陸船(3人乗りリフティングボディSSTO)の各コンポーネントについて説明します。
詳細は「小型着陸船(3人乗りリフティングボディSSTO)」もあわせて参照してください。
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＜前部船体＞ ●指令室 ・コクピット、制御システム ・通信システム ●居住室 ・個室、ベッド、トイレ ・食堂兼休憩室 ・食料倉庫 ●作業室 ・屋内作業室 ・エアロック ・ドッキング用通路 |
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＜後部船体＞ ●動力装置 ・動力制御システム ・超小型原子炉ユニット ・ラジエーターパネル ●貯蔵タンク ・酸素/水素/メタン貯蔵タンク ・水貯蔵タンク ●推進装置 ・酸素/メタン推進システム ・大気圧縮用コンプレッサー ・ターボジェットエンジン ・着陸用脚 ●リフティングボディ翼 |
「エンデヴァー」からタイタンへの離着陸での飛行コースと、飛行中各段階での状況について説明します。
「エンデヴァー」からタイタンに向かう場合には、着陸船はグライダーのように滑空しながら大気に突入し、
大気の抵抗により十分に速度を落としながら、着陸予定のターゲットへと向かい、
ターゲットへの着陸直前に推進システムを作動し、垂直に着陸します。
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| ＜タイタン着陸までの飛行コース＞ １．出発 ｢エンデヴァー」を出発したのち、着陸船は逆噴射を行いタイタンへ表面へ向けて降下を開始する ２・大気突入開始 タイタンの上層大気に突入し、減速を開始する ３．減速G最大 タイタンの大気圧が高くなるにしたがい、減速Gは増大し機体底面は高温になる ４．着陸体勢準備 十分に減速が行われグライダーのように大気中を滑空する。着陸ターゲットが近くなると姿勢を垂直にし推進システムを作動させる ５．着陸 推進システムを使用し、垂直に着陸する |
タイタンから「エンデヴァー」に帰還する時には、着陸船は推進システムを使用して「エンデヴァー」の待機している軌道まで上昇します。
ただし、実際のタイタン着陸の際には、酸素タンク2台のうち1台が爆発のために破損するトラブルが発生し、
酸化剤不足のために「エンデヴァー」に自力で帰還する事が不可能になりました。
着陸船を救助するためのプランが急遽考え出され、成功の見込みは低いものの実行に移されました。
詳細は、サンプル版ストーリーの「救出作戦」の中で触れていますので参照してください。
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| ＜「エンデヴァー」帰還までの飛行コース＞ ６．出発 推進システムを使用し、垂直に離陸する ７．上昇/加速 大気の濃い表面近くではほぼ垂直に上昇し、大気圧が低くなったところで徐々に上昇角度を下げ加速する ８．周回軌道遷移 上層大気まで到達すると、主エンジンを停止し副エンジンのみで上昇を続ける ９．周回軌道到達 大気圏外に到達すると「エンデヴァー」との合流ポイントまで移動する １０．帰還 「エンデヴァー」に帰還する |