月・クラビウス基地

クラビウス基地は、月に最初に建設された恒久的な基地です。
映画「2001年宇宙の旅」にもクラビウス基地が登場しますが、この物語は全く別な時間軸の世界で展開しているので、
基地が建設された時期、基地のデザインは「2001年宇宙の旅」のクラビウス基地とは全く異なります。

クラビウス基地は、人類の月での生活拠点であるとともに、火星や火星より遠くの惑星への中継拠点、
また、地球外での自給自足体制確立のための各種技術開発が行われました。
水と空気のリサイクル、生活廃棄物から有用な有機物を分離し合成食料を生産する技術開発。
原子力や核融合エネルギー推進システムのテストもこの基地で行われました。
理沙は、新型探査船(のちに「エンデヴァー」と呼ばれる)の核融合推進システムのテスト立ち合いのために、クラビウス基地に行くことになりました。

2050年時点でのクラビウス基地の全体図を以下に示します。詳細は「
クラビウス基地」もあわせて参照してください。

クラビウス基地全体図

クラビウス基地の設置された、月のクラビウスクレーターの場所を以下に示します(下記の月の地図は上が南/下が北)
月の地図:クラビウスクレーター(地図上部)
出典:「nikond1ayuのblog」 
http://blog.livedoor.jp/daigongen/archives/20649635.html

クラビウス基地を構成する各設備について、以下の図にて説明します。
<クラビウス基地の構成説明>
1.旅客/貨物用宇宙船離着陸用パッド(4基、1基は建設中)

2.旅客用ターミナル

3.貨物用ターミナル

4.管制設備(管制塔、管理用システム設備)

5.居住設備(職員用、旅客用)、レジャー設備

6.管理用設備(中央制御室、管理用システム)、商店街、インフラ設備

7.貯蔵タンク群(水、酸素、等)

8.水/空気リサイクル設備、廃棄物再利用/微生物培養/食料生産システム


9.変電設備

10.発電用原子炉モジュール(原子炉/タービン発電機/ラジエーターパネル)

11.水素/メタン生産装置、貯蔵用タンク

12.Heavy-Lifter離着陸用パッド

13.研究開発設備

14.実験用屋外スペース

15.発電用ソーラーパネル




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