宇宙船デザインの推移

サンプル版ストーリーの「品質を落とす」の中で、理沙と中国人技術者[ミスター核融合]との会話がありますが、
太陽系内を航行する宇宙船のデザインを、今後どのような方向性で考えていくべきなのか、[ミスター核融合]が自分の考えを
述べるくだりがあります。
「エンデヴァー」は核融合推進システムを使用した太陽系長距離航行用宇宙船のプロトタイプではありますが、プロトタイプであるゆえに、
設計は完璧ではあるものの過剰なデザインであり、今後はもっと画一化/簡素化して、大量生産を考慮したデザインにすべきであると
[ミスター核融合]は自分の考えを述べていました。
文章内で彼の考えが淡々と説明されていますが、文章だけではピンと来ない部分もあるため、簡単な絵にしてみました。

宇宙船 イメージ図
■:核融合炉 ■:推進システム の位置を表す
技術的考慮点
宇宙船
エンデヴァー
(プロトタイプ)
■核融合推進宇宙船としての以下技術実証
 ・核融合炉
 ・推進システム(4基)
 ・ラジエーターパネル
 ・荷電粒子保護磁気シールド
 ・閉鎖リサイクルシステム


■詳細スペック
 探査船「エンデヴァー」
輸送船
プロトタイプ
(世代1)
■実用的宇宙船としての以下技術実証
 ・推進システムの構造簡略化
 ・ラジエーターパネル高効率化
 ・貨物取付用のトラス構造


■詳細スペック
 標準型コンテナ輸送船
長距離用
タンカー
(世代2)
■実用的宇宙船としての改善
 ・クラスター核融合推進システム
 ・核融合炉の小型化
 ・貨物取付用トラス構造強靭化
 ・部品の共通化、標準化


■詳細スペック
 核融合燃料輸送用タンカー
資材輸送用
超大型キャリアー
(世代3)
■実用的にさらに改善
 ・構造のユニット化
 ・モジュール化による組み合わせの柔軟性
 ・伸縮可能なトラス構造


■詳細スペック
 資材輸送用超大型キャリアー



「各種考察」メニューへ