さあさあさあ・・・・・。

昨日のお話の続きになりますが、世間でもかなり具体的なお話になってきたようなので・・・・・・・。
昨日の「2003年問題」の件ですが、銀行よりももっと大変なのは、公共部門要するに自治体のことで、
最近さかんに市町村合併のお話が出ています。
私の住んでいる市も、そんなお話がちらほらと。

しかしながら、税収は景気低迷のために落ち込む一方で、
国からの補助金も、いよいよかなりの金額がカットされる案が具体的になってきたようです。
(と書いているそばで、夜のニュースでこの話が取り上げられていました)
合併などやっている時間などないですね。そのための投資費用などでるはずもなし。

合併にともなって、いろいろな事務作業やらの間接作業がたくさん発生するはずで、
それは本来の公共サービスとは別の余計な仕事であり、そんなことするくらいならば、
現状の業務見直し(単なる効率化ではなくて)を含めたコスト削減が、今は一番必要かと思うのですが。
それで費用が浮いた分で、具体的な方向性を決めた合併へと・・・・・・いうのであれば納得するのですが、
今の合併論議と言うものは、初めに合併ありきのようで、結論がいきなり先に来ているような気がしてなりません。

ま、それ以前に、中央政府の問題のほうがもっと大きいのでしょうが。
自転車操業でいつ倒れるともしれない会社みたいで、いまや総資産よりも累積債務のほうがはるかに上回って、
毎年の借金が、まもなく毎年の収入に追いつこうとしている状態です。

いうまでもなく、毎年の借金が毎年の収入を上回ったときが、実質上の財政破綻なわけで、
これが家庭の家計簿ならば、出費の削減を真剣に考えるのが常識というものでしょうね。