初月給の日には

もうかれこれ30数年前の事になりますが、社会人になり初月給の日には、まずは親に幾ばくかの金額を渡して、
残りを食費等、自分のおこずかいとして使った記憶があります。
今から思えば、本当に少ない金額ではありましたが、自分できちんと稼いだお金なので、非常に感慨深かったです。
当時は、まだまだ昭和の時代。昔ながらの働き方が堂々とまかり通っていて、結構ハードだったと思います。
残業は普通にあり、夜勤もありましたし、夜勤明けでも無理やり働いたことも。

若さもあって、なんとか乗り切れたのだと思いますが、今同じような働きをしていたら体がもたないし、
基準労働時間に対して、何時間オーバーしたからどうのこうのと言われて、上司からちくちくと嫌味を言われ、
仕事改善のためにどうのこうのと言われて、でも、上司は具体的に客と交渉もしないし、かえって現場の負荷が増えるだけ。

この30数年間に何を間違えてしまったのか。現場の人々には罪はないと思います。
きちんとしかるべきところに、まっとうな投資をせずに、人員の適正な教育もせず、まっとうな評価と報酬を与えないから、
今の世の中のグダグダした状態があるのだと思います。今さら何かをしようとしてももう遅すぎる。

社内メールで、新入社員からの初月給に関する感想がありましたが、初心を忘れることなく、世の中に貢献して欲しいと思います(^_^；

ナニげにめちゃくちゃだるいのだが。。。(^_^；