成長を続けるばかりがいい事ではない

朝に駅に向かう途中で、ラジオを聞きながら運転していたら、
どこぞの大学助教授が経済に関するコメントをしていて、今日のコメントはとある本を読んだ感想でしたが、
世界は今のところは人口増加して、目まぐるしいほどの経済競争、とにかく金儲けが目的の全ての世の中になっていますが、
実は人口の増加のスピードはゆるやかに減少していて、やがては減少に向かうと言う事らしいです。

つまりは、人口が増えないイコール経済成長も止まり、となると競争と金儲けだけの世の中は終わるという事です。
物事の本質を見ない、近視眼的な方々は短絡的に、もうこれで世の中は終わりだ、もう成長が止まって衰退に向かう、
なんてことを考えてムダに慌てるなんてことをするのではないかと思ったりします。
でも、それほど深刻に考える事なのかといえば、そうでもないんじゃないかと。

成長が止まれば、エネルギーの消費も増加傾向がなくなり、
目まぐるしいほどの競争がなくなれば、あくせくして働く必要もない。ぎすぎすした殺伐とした雰囲気もなくなって世の中平和に。
現実はそう簡単にはいかないと思いますが、過去には我が国にも江戸時代の260年間、低成長で循環型の世の中があり、
いちおう国内だけですべてをまかなっていたわけですから、いい事だと思います。
人口があまりにも減りすぎて、人類絶滅の危機なんてことにもなるのかもしれませんが、それは自然の摂理として、
しっかりと受け止めればいいんじゃないかと私は考えます(^_^;
何事も、あえて無理する必要はないんだヨ(^_^;