ガラスの天井を破る事はできず

8年前の大統領選挙の時、ヒラリー・クリントンはガラスの天井を破ることができなかったと演説していました。
対して、今回のカマラ・ハリスの場合もまたガラスの天井を破ることができなかったのか?
TVのニュース解説でなかなか面白い事を言っていたのですが、ガラスの天井を破ることが出来なかったのではなくて、
ガラスの天井を破る事はできたのだが、破ったガラスの破片でケガをしたというのが今回の大統領選挙の結果らしいです。

バイデンが引退するということで、いきなり候補として急浮上してきたのがハリスですが、
候補になるのがあまりにも遅すぎた。民主党内の正式なプロセスを踏むことなく、単に副大統領だからというので候補になったので、
党内の支持基盤をしっかり構築する時間もなく、それだから党内身内からの支持も薄っぺらかったのでしょう。

さらには、私は大統領になったらこれこれの事をしますと公約するのはいいのだが、
現副大統領がそんな事を言ってはいけません。それじゃ今あなたは何も出来ていないのに、そんな事を約束されても全く信頼できない。
実績も何もない不安な候補者よりも、世の中を散々かき回して国民を振り回したとしても、しっかりと実績を残したトランプの方がいい。
どちらがマシかという消去法の戦いのようなものです。そしてハリスは上を向いて吐いた唾が自分の顔にかかってきた。

さて、これからの4年間で世の中はいったいどうなるのか。あまり期待はできませんがある意味面白い事になりそうですね(^_^;
世の中がどうなろうと、あたしにとってはどうでもいい事(^_^;