おそらくバブル期の遺産
大物の断捨離はほぼ終わりましたが、部屋を見渡してみて使っていない物が多々ありましたので、
ちまちまとした断捨離をすることにしました。春先から初夏にかけての晴れの日は絶好の断捨離日和です。
今回は、私が寝起きする部屋の片隅に置いてある小型の多機能コンポです(コンポって言葉自体死語かと思われますが)
どっしりとした箱型タイプです。
この部分は本体になりますが、実はこの両側にはほぼ同じ大きさのスピーカーがありました。
20年前くらいまでは使っていましたが、その後使わなくなってしまったことで大きなスピーカーは邪魔になり破棄しました。
購入した時期については確かな記憶はありませんが、たぶん1990年前後だったかと。
当時、CDプレーヤーが欲しいと思っていて、当時流行りの小型のコンポタイプの物が目についたので買ったのだと思います。
「Twincam」という言葉が、いかにもバブル期の雰囲気を醸し出しています。
クルマはもちろんですが、なんでもかんでも「Twincam」とか「Turbo」とかネーミングつけてウリにしていたかも。
CDプレーヤー部分です。細かくて見ずらいですが8センチCD対応の小さなセンサー穴があります。
操作パネル部分には、液晶表示の小さなパネルとボタンがちまちまと。
やたらと操作ボタンが多いのがもてはやされていた時代でした。今だったらタッチパネルのメニュー表示で対応しているものです。
ラジオ部分になります。これもまたスイッチやボタンが大量に。。。。
TV(VHF)が音声だけ聞けるというのが当時の流行りでした。自分の部屋でのながら作業時にTVを音声だけ聞くことがよくありました。
ラジオやTVの音声をごくまれに録音するなんてこともありました。
カセットテープ部分です。ノーマルテープ/クローム・メタルテープの切替スイッチが非常に懐かしいです。
音質のいいメタルテープが非常にもてはやされていた時代です。CDの音声をダビングしてクルマで運転時に聞くのが流行りでした。
カセットテープはダブルカセット仕様です。2本のテープを連続で聞けるのが当時は斬新だったような。
画像では見えませんが、ヘッド部分はオートリバース仕様です。Wカセットでオートリバースなので2本のカセットA/B両面を
カセット交換なく長時間聞くことができます。曲を聞くたびにカセット交換なんてのはスマホ時代の今では想像不可(^_^;
カセットテープの操作部分です。これもまたボタンと説明のオンパレードです。
グラフィック表示というものがやたらと流行っていました。グラフィックイコライザのつまみをちまちま操作するのが洒落ているとか。
クルマもデジタル表示なるものが流行っていましたね。私もつい数年前まではそんなクルマに乗っていましたが、
今では針式のメーターに戻っているのが私にとっては非常に不思議です。
過去のバブル期の遺産がまたひとつ消えてゆきます。でも、懐古ブームでいずれまたこんな物が復活するのかな~?(^_^;
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