あらすじ_01_10


親友のバックに存在し、資金を管理している男の存在。店に顔を出すことは今まで全くなく、謎の存在。
裏社会の人物なのかもしれないが、店の中ではキャスト同士の数字の闘いがあり、その稼いだ金額の上前は確実の彼の元に入っているようである。
理沙は夜の仕事で疲れてはいたものの、資格取得の勉強の成果あってデザイン関係の資格を取得することができ、
給料はそこそこではあるがデザイン関係の仕事にも就くことができた。オフィスへの出社は必須でなく成果のみで評価されるのが非常に助かった。
そんな喜びを伝えようと、理沙はいつもより早く店に行くと、親友が真っ青な顔で慌てふためいていた。
毎日チェックしている銀行口座が空の状態で、何人かのキャストから突然の退職連絡。しかもバックの男とも連絡がとれない。
出社してきたキャストは理沙を含めて3人だけ。しかも客もほとんど来ない。若社長はいつも通り来店したが。
なにかがおかしい、しかし情報が全くなくて親友はただ慌てふためいているだけだった。



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