あらすじ_01_18
1週間ぶりで店に戻った親友。今までの争いが再燃するのではないかと思いきや、親友はまるで今まで何もなかったかのようにキャスト達に声をかける。
そして古参のキャストも親友に対して笑顔で接している。1週間店を空けたというのに愚痴の一つもない。
先週、店を空けていた時に聞こえてきた不平、不満はいったん何だったのか。そしてその日は恐ろしいほど平和に営業時間が終わろうとしていた。
最近はエアギターの男は一人でやって来ることが多くなっていた。店が変わって場所が遠くなり、会社の同僚も飽きてきたのか。
2日後はクリスマスで、パーティーをやるから来てねと彼の事を誘った。すると彼は始まる前に店の外で会おうと言ってきた。
そして2日後、理沙は彼に指定された場所で待ち合わせして、彼に案内されて小さなライブ会場に入った。
ステージの上には彼がいた。エアギターではなくて本物のギターを持って。
理沙にスポットが当てられた。彼に促されて理沙はステージに立つことになった。30人ほどの客の前で。