あらすじ_01_21


閉店後、理沙は親友と2人だけになったときに、ずっと気にしていた前オーナーの殺害の件について彼女に問いただした。
いつかは犯人が発覚することでもあるし、早いうちに真相を吐いて自首すべきだと彼女に言った。
親友は理沙からのその発言を全く気にしていないというように、自分の今までの苦労話を淡々と述べた。理沙と再会するまでの壮絶な体験。
その壮絶な体験の中、ただ一人信頼でき、自分の心を許したはずの前オーナーの事がどうしても許せない。
そして店でNo1となった今は、次のステップとして店のママとなり、店を増やして、様々な事業に乗り出して企業グループの頂点に君臨する。
親友は理沙と一緒にその頂点を目指したいと思っていたのだが、もう2人の心の中のベクトルは離れてしまっていた。
店の出口で2人は別れ、親友を残して駅へと向かう理沙。
いつまでもあなたの事を見ているから。。。との別れ際の言葉に、理沙は何か非常に意味深なものを感じた。



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