あらすじ_04_05


毎朝の長距離走で3人は常に最後尾に近い状態。それでもゴールすれば3人笑顔でハイタッチ。2か月目には一般枠2チームが脱落。
訓練兵チームは皆次には誰が脱落するだろうかとジョークを飛ばしている。理沙たちのチームを冷ややかな目で見ている。
徐々にわかってきたことだが、彼ら訓練兵たちは実は陸海空軍の士官学校に入学しようとしたものの、事前テストで落とされた者ばかり、
自分でハードルの低い技術士官を選んだとのこと。弱い立場の一般枠を虐めて優越感に浸っているだけなのだ。
メンバーの一人の男は、そんな彼らの優越感のえじきになってしまうところだった。接近戦訓練では卑怯なやりかたで攻撃され、
危うく致命的なけがを負うところだった。そこで理沙は彼らの優越感を逆手にとった闘いに臨むことにした。
自分が弱いように見せかけて、相手のちょっとしたスキを狙って一気に攻め込む。そして理沙は勝利した。
焦った彼らはさらに正常な判断ができなくなり、チーム3人戦でも、力で迫る彼らに対して理沙はチームワークと頭脳でねじ伏せた。



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