あらすじ_04_16


20人の部下を抱えるリーダーとして、理沙は最初は慣れないことも多かったが、徐々に慣れてゆき部下からも頼られる存在になった。
世界情勢に左右され、一触即発という事態も時々あった。そのたびにチームとして迅速に対応し、ノウハウを共有してゆく。
しかしながらそのノウハウはシステムに蓄積され、人間が対応しなくては減る一方である。
理沙は部下と事あるごとに、これから先の自分たちの立ち位置について話しをした。今の立場があすなくなるかもしれない。
そうなった日にどうするのか。システムは日々自分たちのノウハウを吸収して賢くなっている。自分たちがさらに上を目指したとしても、
システムは自分たちの想像を超えたスピートで学習している。では、これから先いったいどうしたらいいのか。
理沙は久々の休暇を得られて、同じく休暇中の数人の部下といっしょにクルマで遠出をした。ホテルでのんびりと過ごしたり、
川で釣りをしたりする。そして夜になると望遠鏡で夜空の星々を眺める。



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