あらすじ_08_20
「エンデヴァー」で支援する航法支援担当と理沙も、着陸映像を見てようやく安心した。着陸船から見てタイタンの裏側に入ろうとしていたので、
2人も残り時間を気にして焦っていたからだ。通信が再開されるまでの間、着陸船の3人は表面に降りるための準備をする。
通信が再開すると、3人はタイタンの表面に降りる。最初に女性観測員が降り、その際に軽いジョークを飛ばした。
「エンデヴァー」では指令室と会議室に全員が集まり3人の行動を見守る。3人は表面に合衆国旗と探査プロジェクトの旗を立てた。
国歌が演奏され、あらかじめ地球で録画された大統領の演説映像が流れる。大統領は「エンデヴァー」乗組員に向け賞賛の言葉を述べた。
そして、人類のフロンティア精神と、今回の一歩を足掛かりに前進を続けることの意義について述べた。
地球上では昔から延々と続く、国家間の対立、貧困、環境汚染、数々の問題が山積みで、永遠に解決できないように思われたが、
前進を諦めた時こそ人類の滅亡の始まりであり、前進を諦めないことが人類の存在意義であると述べ大統領はスピーチを締めくくった。