あらすじ_14_11


タイタンの基地での事故の件は世の中のごく一部の人しか知らず、そもそもタイタンに基地が存在すること自体が国家機密。
事故調査のためのチームの活動も、軍のごく一部の人だけ知る事であり、そのため要人輸送用の高速艇の事故情報が広まると、
尾ひれがついて様々な憶測がついて回り、失踪者の中に事故調査チームが含まれ、理沙が含まれることが軍の中で広まり、
事故調査のための回収船が高速艇の残骸を回収する中、乗組員と乗員の死骸が次々に発見され、ID照合の結果個人が次々と特定された。
事故の情報は軍上層を通して大統領の耳にも入ることになった。緘口令が敷かれていたが情報が広まるのは時間の問題。
乗組員と調査メンバー含め全18人のうち、発見されていないのは理沙のみ。並行して船体の残骸が次々に回収され、
フライトレコーダーと船内モニターのレコーダーが回収された。事故原因の追究が始まり、事故調査チームは軍上層部にレポートを提出した。
レポートの要約された内容が大統領の手元に届いた。読み終えた直後、大統領は深く息をつきしばらくの間何も言わなかった。



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