019:ネイサン・バイラー
名前 | ネイサン・バイラー(Nathan・Bailer) |
生まれ~死去 | 2018年1月 ~ 2098年6月 |
プロフィール |
●2018年1月 ・米国ワシントン州にて生誕 <劣等感そのものの日々> ●2022年5月 ・失業した父親が家を出てゆく。母親と妹との3人生活が始まる ●2024年9月 ・初等学校に入学するが、あまり喋ることもなく黙々と本ばかり読んでいる ●2024年12月 ・同級生からいじめを受けたことでショックから自分の部屋に籠りきりになる ●2026年6月 ・体力づくりのために家族3人で地元のジムに通うようになる ●2028年3月 ・母親が再婚したが、新しい父親とはそりが合わず黙々と筋トレの日々が続く ●2029年11月 ・学校での運動以外の成績が芳しくなく、父親から冷たくあしらわれる ●2031年4月 ・初めての彼女ができる。自分にツキが回ってきたと勝手に思い込む <士官学校入学までの紆余曲折> ●2032年7月 ・彼女と将来の事で意見が合わず別れる ●2034年6月 ・高校で技術過程のコースを選択する。物理学がネックになり学年順位は最低 ●2036年2月 ・大学は技術系を目指すと親に宣言するが、成績は絶望的で親から諦めるように諭される ●2036年7月 ・とりあえず地元の企業に就職するかたわら大学のリモート講義を見ながら勉強する ●2037年12月 ・会社のパーティーで同僚の女性と話が合う。今度こそはと頑張る ●2038年12月 ・同僚の女性は話し相手以上には発展せず。他の男になびいてしまい自然消滅 ●2041年4月 ・会社の小規模プロジェクトを任されるが、一人鉄砲役になりアラスカの現場に飛ばされる ●2042年11月 ・1年半のプロジェクトが終わり、思うところあり退職する ●2043年2月 ・なにげに見た映画に触発されて軍士官になりたいと思ってしまう <理沙との出会いで人生が180度変化> ●2043年9月 ・何の心構えもなしに士官学校に入学。大嶋理沙とディアナ・エクヴァルと同じチームになる ●2043年10月 ・海兵隊あがりのチームに徹底的に打ちのめされ心が折れそうになる ●2043年12月 ・理沙が発見した起死回生の案に従い、勝利を目指して3人で頑張る ●2044年2月 ・自身のチームが成績トップで卒業する ●2045年2月 ・情報工学の技術過程を修了し軍の統合管理システム開発部門に配属される ●2048年3月 ・建設中の火星のエリシウム基地の管理システムの、テスト評価チームに軍側から参画する ●2049年8月 ・エリシウム基地の入館認証システムに起因する傷害事件が発生する ●2050年2月 ・エリシウム基地管理システムのテスト評価に関し、事業団側から説明を求められる ●2052年3月 ・長期間の調査と考察の結果、管理システムの設計思想に遡り見直すことになる ●2053年7月 ・次世代システムと呼ばれる事になる管理システムの構築が始まる ●2054年1月 ・管理システムのデータモデルについて、つくば研究所の大嶋大輔と会話する ●2054年5月 ・理沙が、航空機事故によりサイボーグ手術を受けたことをこの時はじめて知る ●2054年12月 ・理沙が次世代システムのインターフェイス接続テストの実験台になる ●2055年3月 ・理沙のインターフェイス接続テスト結果から次世代システムの問題点を発見する ●2056年1月 ・今後の管理システムのあり方についてのレポートを軍上層に提出する <タイタン基地での実地テスト実施に至るまで> ●2057年12月 ・ヴェラ・ラトクリフが中心となり作成された次世代システムの要求仕様書を目にする ●2062年7月 ・事業団内で細々と続けられていた次世代システムのシミュレーションデータを引き受ける ●2065年1月 ・事業団内で立ち上がったタイタン基地建設タスクに興味を持ち事業団長官と接触する ●2067年2月 ・事業団を退職したヴェラ・ラトクリフを参画させるように事業団に要請する ●2068年5月 ・STUに加わったヴェラ・ラトクリフに接触するように部下に指示する ●2070年2月 ・次世代システム実証環境の設計が始まる ●2076年7月 ・タイタン基地建設に立ち合うヴェラ・ラトクリフを見送るために、空港で初めて彼女と直接会う ●2080年11月 ・タイタン基地完成 <タイタン基地での実証実験とその後の考察> ●2081年8月 ・タイタン基地でシステム実証試験中に事故発生。ヴェラ・ラトクリフがメモを残し死亡 ●2081年9月 ・バーニー・デイトン少佐を中心とした事故調査タスクを立ち上げ、理沙も参画させる ●2082年6月 ・デイトン少佐に調査打ち切りを指示。理沙からの調査レポートに気になる点を発見する ●2082年9月 ・木星で調査チームの乗った宇宙船が爆発。理沙を除いた他全員が死亡 ●2083年3月 ・一命をとりとめ地球に帰還した理沙が軍司令部に出頭する ●2083年7月 ・木星での事故対応記録をもとに理沙の責任追及を争点とした軍法会議が始まる ●2084年7月 ・システム内の事故対応記録と、理沙自身の記憶分析結果と照合し矛盾が指摘される ●2084年8月 ・理沙と直接面談し、タイタン基地での事故の真相について見解を得る ・タイタン基地事故の分析結果、理沙の見解をもとに今後のシステムのあり方について考察する ●2085年1月 ・すでに動き始めている揚陸艦発展型プランのタスクに対し、提言を行う ●2089年7月 ・揚陸艦発展型プランに基づいた巨大宇宙船が完成し、木星に到着する <世の中の趨勢を見守る> ●2092年3月 ・理沙が中心となり作成した木星の今後のプランを入手。内容に独立意志のようなものを感じる ●2093年9月 ・木星の行政官となった理沙の姿が神々しいものに見えてしまう ●2095年7月 ・地球政府と戦い和平合意に持ち込んだ理沙が亡くなる。ヴェラが残したメモの文言が脳裏に蘇る ●2095年12月 ・諮問会議の委員としてロザリー大佐(大嶋直子)を尋問する ●2097年10月 ・軍での最後の仕事として、システムと人間のあるべき姿について考察をまとめ上層部に提出 ●2098年6月 ・「全ての事に責任果たした」とメモを残し自宅で自殺する |