とりあえず、SF企画として

2002.08.07 作成
2021.06.17 加筆修正

<2021.06.17版>
このHPを立ち上げると同時に、HP小説も書き始めました。
ちょうど当時は最初の転職をしたところで、新しい世界でいろいろと新鮮な感覚を味わうとともに、
非常な理不尽さを経験したこともあり、人間の限界に挑戦したこともあり、体を酷使して文字通りぼろぼろになりました。
そんな生活の中で、尊敬でき目標としたいと思った人物や、もう今回限りで二度と仕事をしたくないと思った人物等、
様々な人物との出会いがありました。また、仕事を通しての数々の貴重な経験がありました。
仕事の忙しさもあり、HP小説からは離れてしまった時期がありましたが、仕事での数々の経験や様々な人物との出会いは
小説のネタをいつのまにか蓄積することとなり、溜まりにたまったそんな思いが後押ししてHP小説再開となりました。

1年少々かけてあらすじを書き上げ、物語のパーツはできあがり、
最初に書き溜めた小説の部分部分を、さらに書き進めたものに最近着手し、溜まりにたまった思いをようやく吐き出すことができました。
この物語に登場する様々な人物には、過去に出会い、ともに過ごした方々がモデルになっています。
残念ながら、一部はもうこの世の中から去った方もいらっしゃいます。

はるか昔に、記憶の片隅で誕生したこのSF企画は、映画やアニメに触発されて一連のストーリーの先祖となり、
最初は紙の上で長々と書かれて、社会人になってからは紆余曲折ののちHP小説となり、
出会った様々な方々の力も借りて、ようやくここまでの形になりました。
いつの日か、このHP小説が完結するのが早いか、作者本人が消えるのが早いか、どちらになるかはわかりませんが、
願わくば、形となってこの世の中に残り、ずっと生き続けてくれることを願っています。



<2002.08.07版>
非常に昔の話になりますが、まだまだ小学生のころに、たまたまTVで見た映画?かなにかで、
その中の一人の女性主人公(これも記憶が怪しいのですが)がとてもかっこよかったのが、
理沙の物語を作ろうかと思い立った始まりと思っています。

その映画についての内容は、タイトルがわかれば苦労しないのですが、
おそらくB級の映画か何かでしょう。
本などで昔調べたことはありましたが、なかなかそれらしいものに行き着いたことがありません。

同じような時期に、手塚治虫のアニメなどで、やはりこれもキャラクターの使いまわし(笑)だったと思いますが、
「リボンの騎士」のサファイヤのキャラクターで、お姉さんタイプのキャラクターにほれてしまって(笑)
やはり名前は忘れてしまいましたが、
それがイメージとして残っていて、きりりとかっこいい女性キャラクターの側面がまず頭にインプットされました。

次に、やはり同じころに「スターウォーズ」の第1作が公開されて、
SFってけっこうすごいなぁ・・・・・・・・・と、それまでは日本のSF映画の宇宙船にかっこよさを感じていたのが、
あの未来的でかつリアリズムにあふれた宇宙船たちに、一気に目からうろこ状態で、
私は少しばかり海外SF小説などに走るようになりました。


さて、そうやって何年かたちましたが、
どうもSFってのは現実から離れて物語が展開しているよなぁ・・・・・・・・・と、ちょっとばかし飽きが生じたころ、
(まあ、小松左京も読んだりしていましたが・・・・・・・)
夏休みの読書感想文書くつもりで、たまたま私は買いました・・・・・・・・・「2001年宇宙の旅」


当時は再公開されていなかったので、小説から入り込むことになりましたが、
結果として再び私の目からうろこが落ちました・・・・・・・「なんじゃいこりゃ?」

この作品については、世間でも賛否両論があり、いまだに決着はついていないですが、
(その前に現実の2001年が過ぎ去りましたが・・・・・・・・)
小説としての展開がすごい!・・・・・・・・300万年の大昔から始まって、近未来へと話が飛躍して。
しかも、2001年という自分達が現実に見るかもしてない時代のことを扱っているのに、大変恐れ入りました。
勇気があるというか、一言で言えば・・・・・・「かっこいいです」

今回は映画評論で終わりそうですが、その他に「理沙の物語」のベースとしてインパクトが大きかったのは、
作品タイトル 一言でまとめると 自分なりの感想
「2001年宇宙の旅」 人類の輝かしい未来 でも、この後はどうなるの?
「ブレードランナー」 リアルな未来世界 薄汚れた現実の未来世界
「未来世界ザルドス」 「2001年」の続編 人間の愚かさと技術文明のなれの果て
「風の谷のナウシカ」 現代文明の行きつく先の一例 実際の未来はこうなりそうな気がする
「スタートレック(映画/TV)」 気の長いストーリー 独自の閉鎖世界
「ストリート・オブ・ファイアー」 典型的なヒロイン 芯の強い女性が好き
「超時空要塞マクロス」 戦場ヒロインもの 閉鎖世界のリアリズムと、男女の恋か
「コンタクト」 ファーストコンタクトもの こちらの方が現実に起きそうな気がする

上記のリストは、今現在のものなので(2002年8月7日)、今後はまだまだ変化する可能性はあります。
しかしながら、SFをベースとした理沙の世界については、方向性は大幅に変わる予定はないと思います。

上記のいくつかについては、のちほどもう少し詳しくコメントする予定です。



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