今後の方針
2002.08.19 作成
2021.06.02 加筆修正
<2021.06.02版>
2003年1月から、しばらくの間放置状態、荒野状態でした。
考えがきちんとまとまっていないところでむやみに書いても、ムダな文章になるだけだと思い、あえて手をつけていませんでしたが
書かないでいるといつかは書かなくてはとのストレスも溜まる一方で、断片的なアイディアも徐々に蓄積されてきました。
いきなり全体を詳細まで書くのではなく、概要から着手したらよいのでは?と思いつき、2年前から概要に着手しました。
作成履歴(2019/06〜2020/10)へ
1話分8行のペースはちょうどよく、多少仕事が忙しくても無理なくこなすことができました。
また、昨年のコロナ禍で思いがけない自宅での自由時間が増え、自宅では何もしないとストレスが溜まってしまうところ、
このHP小説更新のおかげか、メンタルを壊すこともなくモチベーションを保ちながら生活することができました。
ほぼ毎日更新を行った結果、1年と3か月ほどで、全531話分のあらすじが出来上がりました。
その後、あらすじをもとにした歴史年表や、登場する宇宙船や社会インフラの資料をまとめていました。
今年に入ってからは少々仕事が忙しくなったので更新は一時的に滞りましたが、3月以降は昨年末に作っておいた
サンプル版ストーリーの追加作成と、すでに作成していた各ストーリーの更新に着手しています。
作成履歴 ※2020/10以降 へ
サンプル版ストーリーは、既存分の修正含め、いったんは今年8/11のHP開設記念日(20周年)までに書きあがると思っています。
その後は、週1本ペースでサンプル版ストーリーに文章を追加していこうかと思っています。
今のところの見込みでは、今年8月から2年程かけて100本ほど、合計で140本ほどの規模になるまで書き溜めようと思っています。
その後は、各あらすじ1本ごとの本文に着手したいと考えてはいますが、今のところは未定です。
<2002.08.19版>
いろいろと考えていることはありますが、なにしろ最初の構想から20年近くたっているので、
最初に考えていた方針がどんどん変わっていて、しかも巨大化している状態です。
いちおう頭の中を整理するために、小さなメモのような文章をたくさん作って、
それをひとつの流れの中でどの部分に当てはめるのか、常に整合性が取れるようにしています。
では、私自身が作ろうとしている物語について、どんな方針をもって進めてゆこうとしているのか、
自分なりの未来観について書いてみようと思います。
1. 未来の世の中全般 | 全般的には今の世の中の延長線上にある世の中。 環境破壊はさらに進んでおり、超大国を中心としたブロック化経済体制。 民族主義、グローバリズムの対立。 エネルギー問題と将来に向けての超大国の戦略。 |
2. 何のための宇宙開発か? | 動機は、エネルギー市場独占のための将来戦略。 そして食料、資源についても同様の独占体制をターゲットにしており、 100年、200年スパンでのスケジュールを組んでいる。 投資規模は巨大であるが、見合うだけの利益を計算に入れている。 |
3. 理沙の立場について | 軍人であるが、プロジェクト管理手法取得のために宇宙開発局に派遣される。 軍人としての指揮能力、プロジェクト管理手法、科学知識を買われて、 開発局のプロジェクト管理責任者となる。 軍人というよりも、軍に籍を置いているコンサルタント技術者といったところ。 |
4. では、最終的に何がしたいか? | 木星を中心とした核融合燃料供給体制の確立。 ケミカル1次製品の供給基地としての木星の開発。 太陽系全体に広がる物流体制の確立。 (以上を2080年までに確立する) |
5. 計画を妨げるもの | 破綻寸前の国家財政。予算配分で対立する軍と開発局。 環境保護団体と、発展途上国。 統合官制システムのソフトウェア的なバグ。 |
6. 理沙自身を妨害するもの | 開発局の上層部メンバー、開発局に操られている政治家、政治団体。 理沙の立場を快く思っていない軍の一部の管理職。 自己保身にめざめた統合官制システム。 |
7. 理沙自身を後押しするもの | 開発局のエンジニアおよび彼らの上司たち。 古くからの軍の友人たち。軍のプロジェクトチームの管理職たち。 大統領を中心とする、政策チームのメンバー。 |
薄汚れて、いつも雨の降っている大都会の雰囲気が好きです。
こんな状態でどんな未来があるの・・・・・・?と思わせるような風景が広がっているのですが、
それでいて、なんだか生活している人たちには活気があって、
そんな世界で、男と女の物語が展開している。
映画「ブレードランナー」の世界観ですが、こんな薄汚れた世界でしぶとく生きている主人公を作ってみたいものです。
ふと見上げると、そこには薄汚れた空に向かってそびえたっているビル群がある・・・・・・・・。
そんなシーンから始めてみたいと思っています。