コンテナ船とタンカー

「宇宙船デザインの推移」で、太陽系内を航海する宇宙船のデザインについて書きました。
ここでは、地球/木星間を定期的に運行するコンテナ船とタンカーについて書きます。
どちらも、木星資源開発において輸送インフラを支える重要な宇宙船です。


■コンテナ船
標準型(25メートル)コンテナを搭載し、地球/木星間の貨物輸送を担当する。
下のイメージ図では、コンテナを80個(貨物量3,200トン)搭載しているが、最大320個(貨物量12,800トン)まで搭載可能である。
最大量搭載する場合には、推進剤タンクの増設および補強用トラスの追加が必要となる。
宇宙船 イメージ図
コンテナ船
(空荷の状態)
コンテナ船
(コンテナ搭載状態)

■核融合燃料輸送用タンカー
ヘリウム/水素高密度輸送用コンテナ(20メートル)を搭載し、地球/木星間の核融合燃料輸送を担当する。
下のイメージ図では、コンテナを134個(輸送量4,020トン)搭載しているが、最大600個(輸送量18,000トン)まで搭載可能である。
最大量搭載する場合には、推進剤タンクの増設および補強用トラスの追加が必要となる。
宇宙船 イメージ図
輸送用タンカー
(空荷の状態)
輸送用タンカー
(コンテナ搭載状態)



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