作業プラットフォームのデザイン(3)
今回は、木星作業プラットフォームを建設する段取りについて説明します。
地球からはるか数億キロ離れた木星で、まだなにもインフラ施設がないところで作業プラットフォームを一から作るのは、
非常に手間と時間がかかるので、ある程度地球周回軌道上で作り上げたものを、木星まで輸送する方法をとります。
作業プラットフォームのブロックを輸送するために、下記のような専用の宇宙船を使用します。
●資材輸送用超大型キャリアー 図は、中核ブロック、旅客ブロック、物流用ブロック一式の 輸送時の状態を示す <詳細スペック> 資材輸送用超大型キャリアーの詳細は以下参照 資材輸送用超大型キャリアー ※別窓で開きます |
作業プラットフォームの建設、木星までの輸送について以下に示します。
<第一段階> 部品の輸送 地球から、地球/月L3の作業プラットフォームに部品を 輸送する <第二段階> 組み立て 地球/月L3の作業プラットフォームにて 部品の組み立てを行う <第三段階> 木星への輸送 資材輸送用超大型キャリアーに作業プラットフォームを 搭載し木星へ向かう 出発時には地球重力を利用したスイングバイを行い 予備加速および木星への進路調整を行う ※図は一例として示した軌道であり、常にこの軌道とは 限らない |
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木星への航路を示す 地球を出発後、木星への加速を行い、1年前後で 木星へ到着する ※図は一例として示した軌道であり、常にこの軌道とは 限らない |