恒星間宇宙船プロトタイプ

恒星間宇宙船プロトタイプについて説明します。
理沙が軍での最後の仕事として取り組んだ、太陽系内で作戦活動をするための強襲揚陸艦がこの宇宙船の原案となっています。
大量の人員を輸送し、輸送中は閉じた世界として人員の生活を支えるインフラ設備となる点では、揚陸艦も恒星間宇宙船も同じようなものです。
理沙がかかわっていた強襲揚陸艦については、要求仕様書を軍に提出したプランニングの段階で終わりを迎えます。
しかしその後、理沙の手を離れた要求仕様書をもとに、発展型プランが作られることになりました。
作られた経緯と背景についてここでは述べませんが、恒星間宇宙船のスペックは、理沙が提出した要求仕様書中の揚陸艦の2倍の大きさになります。

全体のイメージ図は以下になります。

宇宙船の各部分について説明します。
全体は大きく3つのブロック、指令/管理/居住区画、貯蔵タンク群区画、動力/推進機区画に分かれます。

なお、詳細は「
巨大宇宙船(強襲揚陸艦発展型プラン)」もあわせて参照してください。
<指令/管理/居住区画>
●指令区画
  ・コクピット、制御システム
  ・通信、指令、作戦指令室
  ・乗組員用居室
  ・区画間連絡用シャフト

●管理区画
  ・中央制御室
  ・会議室、管理用施設

●港湾区画
  ・宇宙船ドッキングポート
  ・整備、作業用設備
  ・受付ゲート

●居住区画
  ・人工重力エリア
  ・居住施設
  ・生活インフラ設備

<貯蔵タンク群区画>
・酸素/水素/メタン貯蔵タンク
・ヘリウム3、重水素貯蔵タンク
・水貯蔵用タンク
・補給用ドッキングポート
<動力/推進機区画>
●動力区画
  ・核融合炉
  ・ラジエーターパネル
  ・荷電粒子保護用磁気シールド

●推進機区画
  ・核融合クラスター推進システム

参考までに、物語の中で登場する宇宙船や作業プラットフォームの大きさの比較を以下に示します。



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