中型巡洋艦

中型巡洋艦は、太陽系内の警護を目的に建造されたもので、
平時は惑星間航路の開拓や、航路マップの作成と維持管理を行い、
非常時においては、太陽系内での作戦活動や、各惑星の居住地の治安維持活動に参加します。
また、惑星間航路を通行する宇宙船が遭難した際には、救助活動を実施します。

2060年代から建造が始まり、2080年代後半には11隻が地球と木星の間のパーキング軌道に配備されました。

中型巡洋艦の全体イメージ図を以下に示します。

全体のイメージ図
中型巡洋艦の各コンポーネントについて説明します。

詳細は「
作戦・工作用巡洋艦」もあわせて参照してください。
<指令/管理/居住区画>
●指令区画
  ・コクピット、制御システム
  ・ドッキング用通路

●管理区画
  ・食堂、キッチン、食料倉庫
  ・ユニットバス、トイレ
  ・会議室、作戦指令室
  ・通信室
  ・艦長室
  ・医務室

●居住区画
  ・士官用個室、ベッド等
  ・一般兵用個室、予備個室
  ・休憩室、アスレチックルーム
  ・ユニットバス、トイレ
  ・非常用退避カプセル

<兵装/作業/動力/推進装置区画>
●兵装区画
  ・武器弾薬庫/戦闘服保管庫/メンテナンス室
  ・エアロック
  ・ドッキング用通路
  ・高出力レーザー砲
  ・ミサイル発射装置

●作業区画
  ・機器メンテナンス室
  ・屋外作業室
  ・エアロック

●動力区画
  ・核融合炉
  ・ラジエーターパネル
  ・荷電粒子保護用磁気シールド

●推進装置区画
  ・ヘリウム3、重水素貯蔵タンク
  ・核融合推進システム
  ・大気ブレーキ用シールド

宇宙船乗組員/乗客の救助のために、増設用居住モジュールを取り付ける事が可能になっています。
下の図は、増設用居住モジュールを6基接続した状態で、1基あたり40人、最大240人が収容可能となります。



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