標準型コンテナ輸送船

標準型コンテナ輸送船は、地球/太陽系惑星間、または太陽系惑星間でのコンテナ輸送を目的として作られたものです。

船体は、核融合燃料輸送用タンカーとほぼ同じ構造で、相違点は搭載する荷物の形状と大きさの違いのみです。
そのため、貨物搭載用区画の構造が核融合燃料輸送用タンカーと異なります。
貨物輸送に要する時間は、地球/木星間であれば2か月から4か月程度(地球/木星の相対位置により変動)になります。

標準型コンテナ輸送船の全体図は以下となります。詳細は「
標準型コンテナ輸送船」もあわせて参照してください。

全体のイメージ図
標準型コンテナ輸送船の各コンポーネントについて説明します。
船体は、指令/居住/管理区画、貨物区画、貯蔵タンク/動力/推進システム区画の3つで構成されます。

貨物区画には、標準型コンテナを取り付けるためのハードポイントが多数設置されていますが、
コンテナ以外の貨物の取り付けも、専用の工具を使用することで取り付けが可能です。

<指令/居住/管理区画>
●指令区画
  ・コクピット、制御システム
  ・エアロック
●居住区画
  ・個室、ユニットバス、トイレ
  ・食堂、キッチン、食料倉庫
  ・休憩室、アスレチックルーム
  ・水/空気/有機物リサイクルシステム
  ・ドッキング用通路
●管理区画
  ・中央制御室
  ・電力、核融合炉制御
  ・非常用退避カプセル
  ・移動用シャトル(屋外設置)

<貨物区画>
  ・トラス構造体
  ・電力/制御ケーブル用パイプスペース
  ・貨物取付用ハードポイント
   (20メートル級標準型コンテナに対応)

<貯蔵タンク/動力/推進システム区画>
●貯蔵タンク
  ・酸素/水素タンク
  ・ヘリウム3/重水素タンク
  ・水貯蔵タンク
●動力区画
  ・核融合炉
  ・ラジエーターパネル
  ・荷電粒子保護用磁気シールド
●推進システム区画
  ・核融合クラスター推進システム:4基


標準型コンテナを貨物区画に取り付けたときの図を以下に示します。

1.ハードポイントのみの接続での構成(標準構成と呼ぶ)
  貨物区画は、13のユニットで構成されており、各々のユニットにはコンテナを4つ接続することが可能です。
  また、コンテナ自身にも上下左右にコンテナ同志を接続するためのハードポイントがあります。、
  この標準構成では、1つのユニットに10個のコンテナを接続し、総数で130個のコンテナを輸送します。
  (宇宙船の図の下に、1つのユニットを前面から見た時のコンテナ接続構成を記載。黄色部分がユニットで、灰色部分がコンテナ)


標準構成:コンテナ130個構成

2.コンテナ自身のハードポイントを使用し搭載個数を増やした構成(拡張構成と呼ぶ)
  標準構成のさらに外側にコンテナを取り付け、輸送個数を増やしたものです。
  下の図は、1つのユニットに22個のコンテナを接続し、286個輸送するときの構成です。
  この拡張構成の外側にさらにコンテナを接続し、搭載個数を延々と増やすことも可能ですが、
  輸送中の荷崩れ等の懸念、加速性能が落ち輸送に要する時間が増大する事になる為、拡張構成以上の搭載は非推奨です。
  (宇宙船の図の下に、1つのユニットを前面から見た時のコンテナ接続構成を記載。黄色部分がユニットで、灰色部分がコンテナ)


拡張構成:コンテナ286個構成



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