では、000-05の以下小説化された本文の、あらすじ作成(400字程度)をお願いします。
●000-05:中央制御室で音楽が流れ始める
中央制御室では、制御パネルの前に理沙が立っていた。
横顔だけが、パネルの光に照らされている。
言葉はなく、動きは必要最小限だった。
手元のフラットパネル端末には、カダラシュから受領した最新版の推進システム制御モデルデータが表示されている。
確認を終えると、理沙は端末を操作し、そのデータを制御サブシステムへとアップロードした。
進捗を示すバーが静かに伸びていく。
会議室では、船長と制御システム担当のブルーノ・リスナールが、会議テーブルを挟んで向かい合っていた。
2人とも腕を組み、低い声で短い言葉を交わしている。
壁面ディスプレイには、中央制御室で理沙が見ているものと同じ画面が共有され、モデルデータの転送状況が表示されていた。
そこへ、メリッサとレイラが会議室に入ってくる。2人はそれぞれ食事プレートを手にしており、合わせて4人分が揃っていた。
特に言葉を交わすことなく、テーブルの空いた場所にプレートを置く。
再び中央制御室。
アップロード完了を示す表示が出ると、理沙はそれを確認し、小さく息を吐いた。
動作は止めず、次の操作に移る準備を整える。
中央連絡通路には、いつもと変わらない静けさがあった。
だが、その空気を切り替えるように、突然音楽が流れ始める。
マライア・キャリーの「Emotions」だった。
船内では、乗組員12人が6人ずつ2つのチームに分かれ、12時間交代のシフトで作業をしている。
船内時間の零時から1時、そして12時から13時は昼食と休憩の時間とされ、その間は各自が選んだ音楽を流してもよいことになっている。
中央制御室に戻ると、「Emotions」がBGMとして流れる中で、理沙は制御パネルに視線を落とした。
「Simulation Mode」の表示をタッチし、ステータスが有効になったことを確認する。
その後、ためらうことなく「Restart」をタッチした。
会議室でも同じ音楽が流れている。
メリッサとレイラは食事を始め、船長とブルーノもプレートに手を伸ばす。
会話は途切れがちで、視線は時折、壁面ディスプレイへと向けられる。画面には、中央制御室で進行している処理が、そのまま表示され続けていた。
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