ストーリー概要

2002/01/31:作成
2021/02/28:全面的に修正


(物語のコンセプト)


とある姉妹を中心とした物語。時間軸は100年を超える内容で、取り扱う内容と世界も巨大なものとなる。
彼女たちの生涯を通して、移り変わってゆく時代を俯瞰しつつ、活躍の中心となる21世紀を振り返る形の歴史小説でもある。
時には時代の流れに乗って高いところを目指して常に前に進み、ある時には裏切りと陰謀に巻き込まれて命の危険にさらされ、
しかし、ふと振り返ると、自分が成し遂げたことには実はそれほど意味はなく、普通の幸せな生活こそが最高だという事に気づく。
人は何を成し遂げたかというよりも、どのように生きたのかということが大切。
人生なんてそんなものである。



(ストーリーの全体構成)

ストーリーはおおまかには以下の4つの部分に分かれる。

1.天の部:とあるきっかけで自分の目指すところを見つけ、ひたすら前に進む主人公と陰で見つめる妹。
2.地の部:世の中を動かす重要な仕事に関わりながらも、実情はしがらみと裏切りと陰謀の世界。主人公の孤独な戦い。
3.人の部:静かな生活から再び仕事の世界に呼び戻される主人公。思いがけない形での妹との再会。命を賭けた最後の闘い。
4.心の部:姉の生涯を振り返る妹の旅。姉の生涯から普通の幸せな生活こそ最高だという事に気づかされる。

歴史年表的に書くと以下となる。詳細は「理沙を中心としたHistory」を参照。

1.天の部(第1部~第8部)
  2038年~2057年:夜の街の女から、渡米して軍士官を目指す事となり、とあるきっかけで木星・土星探査プロジェクトに参加するまで。
2.地の部(第9部~第16部)
  2058年~2084年:木星の資源開発を最前線で指揮し、プロジェクト完了後は軍に戻るが、陰謀に巻き込まれ軍を退役するまで。
3.人の部(第17部~第24部)
  2085年~2095年:隠居生活から再び木星の現場に呼び戻され、軍人となった妹に再会。木星で働く人々のプライドのために死闘する。
4.心の部(第25部)
  2095年~2141年:姉亡きあと軍を退役した妹は、姉に関わった人々と会い、姉が本当に願っていたことを知る。



(ストーリー内容について)
全25部については、各部18話~26話で構成され、全531話である。
各話については、文書量として30ページ程度の想定。もしTVドラマ化された場合には、各話30分程度の量になると考えている。



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