あらすじ_01_12


昼間は主に自宅で仕事をするかたわら、親友といっしょに夜のお仕事探し、時々オフィスに顔出しをして会議という生活が続く。
都心の繁華街の店はいくらでもあるが、店の雰囲気やキャストと気が合うかというのが一番気になるところで、
今まで自分のやりやすいように仕事ができた親友は、新規に客を取るところから始めなければいけないし、他のキャストからは新米扱いされるし、
まったくの根無し草の状態の親友を見ていると、理沙は夜の世界の本当の厳しさをひしひしと感じるのだった。
そんな親友は時々行き先を告げることもなく出かけることがあった。いったい彼女は何を考えているのか。
若社長とエアギターの男は、理沙が連絡先を伝えてあったので、新しい店にもやがて姿を見せるようになっていた。
そして親友も、いったいどこから連れてきたのか、店では見かけない客を同伴で連れてくることが多くなってきた。
いったいどんなリレーションで客を捕まえてくるのか、親友の交友関係にはいろいろと謎が多いようである。



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