あらすじ_05_08


時期早々だと試験官の一人は理沙のアイディアを一蹴した。ダメ元で飛躍した内容に作っていたので、想定の範囲内だった。
そして特に連絡もなく4ヶ月が過ぎた。面接の結果がどうだったのかということも忘れかけ、理沙は日々の仕事に集中した。
夜勤明けで帰ろうとしていたある日、理沙の元に軍の支援輸送部隊のとある中佐から連絡が入った。理沙の作ったレポートを見て興味を持ち、
近々会って話をしたいということである。場所が離れていたのでまずは画面越しに会話をしたあとで、本人に会う。
中佐は理沙のアイディアをもとに具現化させたいとの思いを語った。軍の支援輸送が太陽系内に拡大した時のことを想定してのことだった。
それから2週間ほどして、宇宙飛行修士号プログラムの最終選考に残ったことを伝える知らせが入った。中佐の入れ知恵が働いたのだろうか。
16名の最終選考メンバーの会合がひらかれたのは1週間後。皆エリート技術者としてのプライドが体全体からにじみ出ていたが、
それは見た目だけのこと。全員皆個性派ぞろいだった。最初のパーティーですっかり打ち解けてしまい、朝まで飲み明かした。



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