検証3:宇宙飛行士のその後について

前回までの内容から、話は少しそれますが、
宇宙飛行士の厳しい世界について、書いてみたいと思います。

映画
「ライト・スタッフ」は、私の好きな映画の一つですが、
この映画を見てみると、宇宙飛行士の心境や、何のために宇宙に向かったのかという背景が良くわかります。
もちろん、映画なのでかなりのデフォルメはありますが、
原作小説も読んでいる私としては、よくできていると思いました。


最初の宇宙飛行士たちは、軍のテストパイロットたちを中心としたメンバーでした。
彼らは、試作品の戦闘機のテストに明け暮れる毎日。今日死ぬかもしれない確立は
25パーセント
しかしながら、生き残ったパイロットは次第に高いところへと挑戦してゆき、
その血を受け継いだものたちが、宇宙飛行士たちへとつながってゆくわけです。

精神的な訓練は、軍人であればもちろんそうですが、
かなりの高いレベルを要求されます。極限の状況での忍耐力とか、判断力とか、行動力とか。
そのような彼らだからこそ、数々の緊急事態を乗り越えられたのではないでしょうか。
特に、アポロ11号の最初の月着陸での緊急事態はもちろんのこと、
アポロ13号では、最初の宇宙空間での事故であったにもかかわらず、奇跡的な生還を果たしたのは、
やはりその訓練の当然の結果であると思います。


最初に月に着陸した、アームストロング飛行士と、オルドリン飛行士。
そのなかの一人、オルドリン飛行士が、検証番組の中でついにアメリカのTV記者に口を開き、
真相について話をしたようです。
その他の宇宙飛行士に対しても、インタビューを計画しているようで、
そのうちのオルドリン飛行士からは、どうもアポロ月着陸の疑惑についての話が出たようです。

オルドリン飛行士について本などで読んだ事で、ちょっと思い出したことがあるのですが、
月着陸後、彼は仕事にあまり打ち込めない日々があったようで、
生活が乱れていた時期もあったらしいです。
理由として、その本の中に書かれていたコメントとしては、
「最初に月に降りた人間になれなかったからそれにショックを受けて」とありました。

まあ、プライドをもって仕事をしている人間であれば、挫折感というものは非常に大きいのではないか、
と考えたりもしますが、
よくよく考えてみると、そう事は簡単ではないのではないか、とも思います。
精神的な訓練も受けているわけですから、そのくらいの事で挫折することはないでしょうし、
それよりも、一つの大きすぎる目標を達成してしまったために、あとは気が抜けてしまって、
なにもかもつまらなくなってしまったのではないか、と考えたほうがいいのでは、と私は思います。


また、これは一つの想像でしかありませんが、
違うプレッシャーに負けて、生活が乱れてしまったのかもしれません。
月着陸の疑惑に話を戻しますが、
計画に絡んだ、
非常に重大な秘密があって、それを口止めされた宇宙飛行士たちが、
その重すぎるプレッシャーに負けてしまったのではないか、そしてその一人のオルドリン飛行士が
ようやく重い口を開いたのではないか。

でも、これは可能性低いですね。
なによりも、そんな事をしたならば、確実に消されるはずです。インタビューした記者も当然。
宇宙飛行士とのインタビューは、いずれ発表されるとは思いますが、
興奮冷めた今では、それらの信憑性は
非常に低いと思います。

前のページへ  次のページへ

最初のページへ