003_21_誰にも知られずに【あらすじ】

シアトルのショットバー「Heaven」で再会した理沙と小川美奈は、互いの近況を語り合う。
理沙は渡米後の苦労や仕事での経験、技術士官学校への応募について話し、美奈は楽しそうに耳を傾ける。
やがて美奈は、半年前にHALUCAを退職したことを打ち明ける。
マリア・エレーナの突然の引退をめぐる疑惑は、真相が明らかにされないまま世間から忘れられ、楽曲だけが静かに聴かれ続けていた。
HALUCAも事業を縮小し、美奈は真相の公表を求めて柴原社長と対立した末、会社を去ったという。
理沙は、自分がアメリカで暮らしていた間、美奈もまた知らないところで苦悩し、自分なりの道を選んでいたことを知る。
再会前に抱いていた気まずさはいつの間にか消え、二人は店を出る。
ひんやりとしたシアトルの夜風の中、自然に言葉を交わしながら、近くのカフェへと歩いていった。



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