003_29_Under the sky(2)【あらすじ】

二時間遅れでサクラメントを出発した理沙は、静かな新型バスの窓際席に座り、隣で仕事を続けるビジネスマンを見ながらダグラスを思い出す。
やがて激しい豪雨に包まれ、乾いた荒野のような景色は灰色の雨に閉ざされる。
しばらくして雲が切れ、目的地一つ手前の停留所に着くころには雨も上がっていた。
外へ出た理沙の前に、東の空いっぱいへ大きな虹がかかる。
隣席の男も仕事を忘れて虹を撮影しており、そこから自然に会話が始まる。
彼がかつて海軍の空母でロジスティック業務に携わっていたと知った理沙は、自分もこれから技術士官学校へ向かうことを打ち明ける。
男は軽い敬礼で理沙を励ました。
その夜、ようやく目的地に到着した理沙は、長い旅の終わりにホテルへと歩き出す。



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