008_01_最初のブリーフィング【あらすじ】

核融合推進システムの100パーセント出力テストを目前に、理沙は中央制御室で準備を進めていた。
70パーセント出力テストで残った課題も、カダラシュの技術者との調整を経て、解決の方向が見え始めている。
わずかに余裕が生まれた理沙の脳裏に、2か月前、「エンデヴァー」に到着した直後の記憶がよみがえる。
乗組員との挨拶を終えたあと、理沙はルーニー船長と会議室で推進システムの現状と対策を共有した。
だが本題は別にあった。
歓迎の場でメリッサと握手した際、ヘルスモニターが彼女に対して将来リスク予測を示していたのだ。
理沙の前任者交代の事情を思い出し、理沙はメリッサも交代させるのかと問う。
船長は即答せず、静かに「少しだけ考えさせてほしい」と告げる。



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