008_17_取捨選択(1)【あらすじ】

原子力ラムジェット機を残すという船長の判断に、会議室の空気は再び固まる。
レイラが意図を問うと、船長は土星で木星大気突入のリハーサルを行うためだと答える。
その説明により、無理のある土星行きの計画にも一定の意味が与えられ、乗組員たちは出発準備へ移る。
会議後、理沙は船長に呼び止められ、レイラとブルーノを交えた場で、推進システムの性能向上が可能かを問われる。
船長は「勝ち目はない」と認めたうえで、なお確認を求めるが、理沙は迷わず「No」と答える。
レイラもそれを受け入れ、船長とともにFSDD長官への返答を作成する。
その後、管制室は迅速に動き、ブレントの航海プランやリスク評価、木星周回軌道上に残す機材の準備が進められる。
デイビッドは「一時的投棄」という表現を嫌い、それを「継続調査ミッション」と呼び換える。
五日後、「エンデヴァー」は土星への出発準備を整える。



008_18へ