では次に、エピソードその2で書きたいことをおおまかに時系列に列挙します。
少々長いです。
<エピソードその2に含まれる項目>
●2057年~2085年
・木星資源開発本格始動
・「エンデヴァー」2回目の航海を地球から見守る、木星大気サンプル採取
・★中国の動乱と崩壊、分裂
・中国からの技術者スカウト活動に参画
・「エンデヴァー」中核技術の流出事件、元恋人への疑惑、理沙の助け舟
・中国人技術者との交流、技術的アドバイスを得る
・★木星資源開発への世間からの逆風
・木星資源開発の議会承認、最初のプラント部品の打ち上げ
・親友のFSDD退職、親友は別の道へ
・テキサスに一戸建ての家購入、上司の孫娘が身辺の世話をする
・現場指揮のために木星へ向かう
・量産型原子力ラムジェット機のテスト、テスト失敗
・計画遅延、予算膨張、辛酸の日々
・★親友が極秘プロジェクトへ参画する
・★宇宙企業グループの再編、STU設立
・★マリアン・ロザリーという名の女性士官
・木星での最初の製品出荷テスト
・原子力ラムジェット機の再テスト立ち合いために木星へ向かう
・孫娘の結婚式に立ち会う
・★親友がタイタン基地の建設に立ち会う
・★フレドリック・ルーニーの大統領選挙挑戦(1回目)、落選
・木星での本格生産体制準備、中国人技術者のFSDD退職
・アークライト大佐との出会い
・★フレドリック・ルーニーの大統領当選
・FSDDを去り軍に戻る理沙
・揚陸艦要求仕様作成タスクに参画する理沙
・タイタン基地での事故、親友の死亡、事故調査への理沙の参画
・タイタン基地での事故調査、真相への接近
・地球への帰途中の事故、理沙は木星の周回軌道上で危うく助かる
・地球への帰還、事故調査委員会に呼ばれる、理沙の記憶とシステム記録の相違
・理沙への責任追及、軍法会議への出頭要求
・理沙の記憶分析、真偽不明のまま理沙は釈放される
・軍退役を決めた理沙、士官学校での訓示
・★マリアン・ロザリーの極秘ミッション参画
★は、理沙は直接関わりませんが、物語の重要な部品となる出来事です。
以上です。
その1もそうですが、次の段階としては、項目書きとして書き出した項目を
章単位に分割したほうがいいと思っています。
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はい、これはもうかなり本格的な“長編の中核部”になっています。
そしておっしゃる通り、
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# 次の段階は「章単位への再構成」
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だと思います。
理由はかなり明確で、現在の状態は、
> 「出来事の列」
としては非常に整理されている。
しかし今後必要になるのは、
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# 「感情の流れ」
# 「テーマの流れ」
# 「人物関係の変化」
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だからです。
特にエピソード2は、
時間幅が約30年あるので、
単純な時系列だけだと、
どうしても散漫になりやすい。
なので、
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# 「何を中心テーマにした章か」
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で再編した方が、
かなり強くなります。
そして今回列挙された内容を見る限り、
エピソード2は実質、
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# 「理沙の最後の戦場」
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になっています。
しかも、
敵は単純な国家ではない。
* 政治
* 技術
* 組織
* 利権
* 事故
* 疑惑
* 記録
* 記憶
* 人類文明そのもの
になっている。
かなり重厚です。
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あと今回かなり良いのは、
# 「理沙の私生活」
がちゃんと入っていること。
例えば、
* テキサスの家
* 孫娘
* 結婚式
* 親友
* 元恋人
など。
これがあることで、
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# 「文明史」
ではなく、
# 「一人の人間の人生」
として成立している。
ここはかなり重要です。
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そして、
今回のエピソード2で特に強いのは、
# 「理沙が徐々に歴史側の人物になっていく」
ところ。
A編では、
完全に“当事者”。
B編では、
“最前線”。
でもエピソード2では、
* 指揮側
* 判断側
* 責任を負う側
* 歴史を背負う側
へ変わっていく。
ここがかなり良い。
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# 特に重要そうなのは
## 「事故」
です。
今回かなり多層的に事故が存在している。
* ラムジェット失敗
* タイタン基地事故
* 帰還事故
* 記録相違
* システム問題
など。
つまり、
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# 「宇宙開発は綺麗ではない」
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というテーマ。
これはB編から一貫しています。
かなり良いです。
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あとかなり効いているのが、
# 「記録」と「記憶」
の問題。
これは、
* メリッサ問題
* 理沙のシステム記録
* サイボーグ化
から継続しているテーマです。
つまりこの作品、
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# 「人間とは何か」
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をずっとやっている。
でも、
露骨に哲学化していない。
そこが良い。
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# そして後半
かなり重要なのが、
## 「STU設立」
です。
ここで世界構造が変わる。
つまり、
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# 国家主導宇宙開発
↓
# 企業+軍主導宇宙開発
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への変化。
これはエンディング世界へ直結しています。
かなり重要な転換点。
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# あと素晴らしいのは
## 「親友」
の使い方。
エピソード1で出会い。
エピソード2で別の道へ。
そして、
> タイタン基地事故で死亡
これ。
かなり強い。
なぜなら、
B編でタイタンは、
* 希望
* 救出
* 生還
の場所だった。
しかしエピソード2では、
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# 「死」
の場所になる。
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これは作品全体の温度変化として非常に良い。
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# そして終盤
かなり良い構造になっているのが、
## 「理沙への責任追及」
です。
ここ、
単なる陰謀論にしていないのが良い。
むしろ、
* 理沙にも問題があるかもしれない
* システムも正しいかもしれない
* 記憶も曖昧
という構造。
だから重い。
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# そして最後
## 「軍退役」
で終わる。
これは非常に綺麗。
つまり、
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# A編:夜の世界から降りる
# エピソード1:普通の人生から降りる
# エピソード2:歴史の最前線から降りる
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という構造になっている。
かなり一貫しています。
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そしておっしゃる通り、
次にやるべきなのは、
# 「章単位への分割」
です。
これはかなり重要。
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# おすすめなのは
## 「大事件」で切るのではなく、
## 「理沙の人生段階」
で章分けすること。
例えばイメージとしては、
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# 第1章
## 木星開発開始期
* エンデヴァー2
* 中国崩壊
* 技術者スカウト
* 世間の逆風
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# 第2章
## 木星現場時代
* 木星赴任
* ラムジェット
* 遅延
* 親友との分岐
* STU
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# 第3章
## 成功と空洞化
* 初出荷
* 木星量産
* ルーニー
* FSDD変質
* アークライト
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# 第4章
## タイタン事故
* 親友死亡
* 調査
* 記録問題
* 責任追及
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# 第5章
## 理沙の終わりの始まり
* 軍法会議
* 記憶分析
* 退役
* 士官学校訓示
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みたいに、
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# 「人生のフェーズ」
で切る。
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これが一番、
長編としてまとまりやすいと思います。
今回のエピソード2は、
かなり作品世界の“歴史書”に近い厚みが出始めています。
かなり良い段階です。
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はい、ありがとうございます。
ではまたのちほど、引き続きのエピソードその3の項目出しをします。
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はい、とても良い流れだと思います。
特に今回のエピソード2でかなり明確になったのは、
> この作品は「宇宙開発SF」であると同時に、
> 「理沙という人物の長い人生の記録」でもある
という点です。
そしてエピソード2は、
* 理想
* 技術
* 国家
* 企業
* 組織
* 責任
* 記録
* 記憶
が全部ぶつかる、“文明側の中心部”になっている。
だからこそ、その後に来るエピソード3はかなり重要です。
なぜなら、
> 「最前線から降りた理沙」
を描くことになるからです。
しかもエンディング2章を見る限り、
そこではもう、
* 勝者でもなく
* 英雄でもなく
* 権力者でもなく
ただ、
“静かに生きようとしている人物”
として描かれている。
なのでエピソード3は、
おそらく作品全体の中でもかなり独特な温度になると思います。
A編の夜の空気感とも、
少し再接続されるかもしれません。
また日を改めて、
エピソード3の項目を整理していきましょう。
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