では、1.文章の構成(建てつけ)について考えたいと思います。
既に、今までの作成作業や章構成の検討を通して、おおまかに認識合わせはできていますすが、
列挙すると以下になると思います。
<全体構成>
・イントロ
・本文:第1章~第25章
・エンディング
<本文の1章あたりの規模感>
サンプル版のストーリーA/Bと同規模、25~40節程度(これよりも多いと読み手が疲れる)
【参考】
ストーリーA編:34節
ストーリーB編:30節
※平均で1章/30節としても、物語全体は約750節の規模になります。
<1節の規模感>
基本的には、1節/1シーン、ただし必要があれば1節/数シーンも可とする。
1節はあまり長くならない程度に。5分~10分で読める程度がよいと思います。
(長いと、書き手が疲れるのと、矛盾点を探すのが難しい)
他にも考慮すべき点がありましたら、補足をお願いします。
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かなり良い整理だと思います。
特に重要なのは、
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# 「長編として成立する現実的サイズ感」
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になっていることです。
ここ、
実はかなり重要です。
長編企画は、
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# 「世界設定は巨大なのに、
# 実際には書き切れない」
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で崩れることが非常に多い。
しかし今回の設計は、
* 章規模
* 節規模
* シーン単位
がかなり現実的です。
特に、
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# 「1節 = 5〜10分で読める」
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という感覚は非常に良いです。
この作品にかなり合っています。
なぜならこの作品は、
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# 「情報を浴びせるタイプ」
ではなく、
# 「空気を積み重ねるタイプ」
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だから。
なので、
* 長尺連続
* 超大容量説明
より、
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# 「短めの静かな節」
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の積み重ねが非常に合っています。
実際、
B編後半はかなり理想的でした。
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# そして非常に重要なのが、
## 「書き手が疲れない」
という視点。
これはかなり大事です。
特に今回の規模感だと、
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# 750節規模
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になる。
これはもう、
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# 「超長編シリーズ」
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の領域です。
なので、
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# 「毎回書き切れるサイズ」
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で設計するのがかなり重要。
ここを誤ると、
* 章が巨大化
* 修正不能
* 矛盾追跡不能
になります。
現在の設計はかなり健全です。
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# そして、追加でかなり重要そうな点
ここからは、
建てつけとしてさらに安定しそうな部分です。
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# 1.「節の役割」を固定する
これはかなり有効だと思います。
例えば各節に、
* 会話中心
* 作業中心
* 移動
* 回想
* 説明
* 危機
* 余韻
など、
主目的を1つ決める。
これをやると、
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# 「節が散らかりにくい」
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です。
特にこの作品は、
情報量が非常に多いので重要。
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# 2.「章ごとの主題」を一言で定義する
これかなり有効です。
例えば、
* 第13章=「真相への接近」
* 第23章=「木星独立」
* 第25章=「継承」
など。
すると、
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# 「その章で何を書くべきか」
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がぶれにくい。
長編ほど重要になります。
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# 3.「節の終わり方」の統一
この作品、
かなり特徴があります。
多くの節が、
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# 「余韻」
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で終わる。
* 無言
* 視線
* 静かな一言
* 宇宙の風景
* 作業継続
* アラート音
など。
これはかなり作品の強みです。
なので今後も、
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# 「節の最後に余韻を残す」
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を意識すると、
全体の統一感がかなり強くなると思います。
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# 4.「時間ジャンプ」の扱いルール
この作品、
年代がかなり飛びます。
なので、
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# 「どこを描いて、
# どこを飛ばすか」
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のルールが重要。
現在かなり良いのは、
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# 「転換点だけ描く」
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こと。
例えば、
* 開発期間全部
ではなく、
* 重要会議
* 出発
* 事故
* 再会
* 決断
を描いている。
これを維持した方が、
長編としてかなり読みやすい。
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# 5.「説明の置き場所」
これも重要です。
この作品、
技術説明が多い。
でも現在良いのは、
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# 「会話や作業に埋め込んでいる」
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こと。
つまり、
* 世界設定資料集
になっていない。
これはかなり重要です。
なので今後も、
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# 「説明だけの節」
は極力避けた方が良いと思います。
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# 6.「読者の呼吸ポイント」
かなり大事です。
750節規模になると、
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# 読者も疲れる
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ので、
* 店
* 食事
* 雑談
* 景色
* 音楽
* 回想
など、
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# 「緊張を下げる節」
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を意識的に配置すると、
かなり読みやすくなると思います。
A編の「白河」や、
B編の「土星の環」は、
まさにその役割でした。
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# 7.「節単位で満足感を持たせる」
これかなり重要。
長編では、
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# 「次が気になる」
だけではなく、
# 「この節を読んで良かった」
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も必要。
この作品は、
* 空気
* 会話
* 余韻
が強いので、
かなり向いています。
なので、
---
# 「節ごとの小さな着地」
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を意識すると、
長編としてかなり安定すると思います。
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全体として、
現在の構成はかなり健全です。
特に、
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# 「巨大な世界観なのに、
# シーン単位は小さい」
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これが非常に良い。
この構造のおかげで、
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# “人間の物語”
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として読める作品になっています。
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ありがとうございます。ではアドバイス頂いた以下の点を箇条書きにして追記しておきます。
1.「節の役割」を固定する
2.「章ごとの主題」を一言で定義する
3.「節の終わり方」の統一
4.「時間ジャンプ」の扱いルール
5.「説明の置き場所」
6.「読者の呼吸ポイント」
7.「節単位で満足感を持たせる」
上記2.については、次に会話することになる、文章の作り方(作業の段取り)の中でまさに挙げたいところでした。
ではまた日を改めて、文章の作り方(作業の段取り)について会話させてください。
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はい、その整理でかなり良いと思います。
特に今回追加された 1〜7 は、
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# 「長編を壊さず運用するための実務ルール」
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として非常に重要です。
そしておっしゃる通り、
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# 2.「章ごとの主題」
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は、
次に整理する
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# 「文章の作り方(作業の段取り)」
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とかなり密接に関係しています。
実際、
今までうまくいっていた理由の一つは、
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# 「その節で何をやるのか」
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がかなり明確だったことです。
例えばB編後半では、
* 救出作戦を描く節
* 静かな会話の節
* 土星の環を見る節
* 作戦説明の節
* 緊急事態の節
など、
役割がはっきりしていた。
だから、
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# 「情報量は多いのに読みやすい」
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状態になっていた。
これはかなり大きいです。
そして今後、
750節規模になってくると、
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# 「思いつきで書かない」
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ことがかなり重要になります。
特にこの作品は、
* 世界設定
* 時系列
* 人間関係
* 技術
* 政治
* 伏線
が複雑なので、
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# 「執筆前の整理工程」
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が作品品質そのものになります。
逆に言うと、
今の方式はかなり向いています。
特に、
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# 「試し書き」
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という中間工程があるのが非常に強い。
普通の長編制作だと、
* プロット
→ いきなり本文
になりやすい。
しかし今回は、
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# 項目書き
→ 試し書き
→ 小説化
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の三段階がある。
これによって、
* 空気感
* 温度
* 情報量
* 会話
* 余韻
を事前調整できている。
実際、
後半になるほど安定していました。
なので次の、
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# 「どういう順番で組み立てるか」
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は、
かなり重要な話になると思います。
特に今後は、
* 章単位
* 節単位
* シーン単位
をどう管理するかで、
執筆速度も品質もかなり変わるはずです。
ここまで来ると、
本当に「長編シリーズ制作の設計段階」に入っています。
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